40代の女性が妊娠した場合のダウン症出生確率

40代での出産は高齢出産だと言われていますが、一般的に35歳以上を高齢出産といいます。
そして、高齢出産ではダウン症の子供を出産する確率が高くなるとも言われています。
高齢になると女性の卵子が老化してしまうからです。
卵子は生まれたときにすでに体内にあり、月経が始まるまで卵巣でたまっています。
月経が始まれば、ためていた卵子を排出するので、数が減っていくのです。
老化した卵子は染色体に異常を起こすリスクが高くなります。

ダウン症は、染色体が46本から形成されているものが、21番目の染色体を1本多く持っています。
つまり、47本の染色体を持っているのです。
ダウン症や発達障害の子供は染色体異常と呼ばれ、妊娠中に胎児の染色体に異常が起きることが原因とされています。
原因は卵子に老化だけではないのですが、母親の出産年齢が上がるにつれて、ダウン症の発症率が高くなる傾向にあります。
40歳の出産では約100人に1人の確立だといわれており、決して低くない確率だといえます。

高齢出産はリスクがありますが、誰もが健康な子供を出産したいでしょう。
ダウン症には葉酸を摂ると効果的だといわれています。
葉酸は体内に取り込まれてから一か月ほどかかります。
そのため、妊娠前から摂取しなければなりません。

葉酸を摂取してもダウン症を100パーセント防ぐことは出来ないと厚生労働省は強く発信しています。
しかし、胎児の先天性異常リスクを7割下げることができることから、葉酸の摂取を推奨しています。
サプリメントも手に入れやすいので、妊娠を計画されている方は早めに摂取を開始すると効果的でしょう。

高齢出産は期待もありますが、不安もとても大きいでしょう。
しかし、高齢出産を乗り越えて幸せに暮らしている方もたくさんいます。
ダウン症は40代の高齢出産だから起こるというわけでもなく、若い方の出産でも確率は低いですが起こりうるのです。
多くの情報が飛び交っていますが、正しい知識を身につけ、役立てていくことが重要です。

女性ばかりでなく、こういった40代の高齢出産のリスクをもっと男性も理解すべきです。
理解している男性もいるかもしれませんが、少ないのが現状です。
出産するのは女性ですが、子供は一人で作るものではありません。
男性の理解が深まれば、女性も安心して出産を迎えられるでしょう。
女性と男性が高齢出産のリスクについてしっかり理解し、子育てに励むことが大切です。

男性の年齢はダウン症出生率に影響しない?

染色体異常は、母親と父親の卵子や精子の老化が原因の一つとされており、女性だけの問題ではないのです。
過剰な染色体は父親からの場合もあり、母親由来と父親由来の比率は4対1です。
男性も高齢になると女性の卵子と同じように精子の損傷があったり、精子の数も減っているため、染色体の異常は見られやすくなります。

精子毎回作られるから新鮮ですが、精子を作り出す機能はどんどん衰えています。
男性は高齢でも大丈夫だと思っている理由かもしれません。
これまで、女性が若ければ男性は何歳でも健康な子供を授かれると思い込まれてきましたが、男性の年齢もダウン症に関係しているというデータも存在しています。

男性は高齢出産自体を意識している人が少ないですが、男性も意識すべきなのです。
葉酸を妊娠前から飲むと効果的だと述べましたが、男性にも効果的だといわれています。
女性と一緒に葉酸を摂ることで団結力も産まれて、より頑張れるのではないでしょうか。

男性も女性と同じく、35歳を過ぎたら高齢出産なのだと意識しましょう。
35歳から39歳の男性で、受精卵にできる精子の割合は約60パーセント、45歳から49歳までの男性の場合は40パーセント前後の下がってしまうのです。