生理中の性行為で妊娠する確率

男性は生存本能が働いてより多くの子孫を残すために性欲が強い人も少なくはありません。
また、女性にも性欲はありますので同じように異性との関係を必要以上に求める人もいます。
その際に問題になるのが妊娠ですが、きちんと避妊をしていればそれほど心配すことはありません。
しかし、世の中には間違った情報も出回っているため、そうした情報を過信せずに正しい知識で避妊する必要があります。

女性の中には生理中になると普段よりも性欲が増して性行為を行いたいと感じるようになる人もいます。
多くの人が聞いたことがあるかと思いますが、生理中は避妊をせずに性行為をしても妊娠しないということが言われています。
確かに子宮の内膜が剥がれて卵子が外へと排出されている状態ですので普段よりは妊娠しにくい状態ですが、性行為を行う以上絶対に妊娠しないということはありません。

まず知っておきたいのは女性は一定の周期で生理を迎えて内膜が剥がれ、排卵期を迎えて新しく卵子が卵巣から排出されるというサイクルは必ずしも一定ではないということです。
性行為を行うことにより、その刺激で排卵期ではないにもかかわらず卵子が排出されることがあります。
これは生理中にも言えることですので、生理中の性行為で排卵が起こり妊娠してしまう可能性は0ではありません。
しかし、通常時や排卵期に比べると確率は低いと言えるのではないでしょうか。

生理の終わりかけが妊娠しにくいという情報もありますが、生理が終わるということは次の排卵期に向けて準備が整ったということでもあります。
前記したように、この整った状態で性行為を行うと排卵が起こる可能性がありますので生理中よりも妊娠しやすい状態になりますので、確率は更に高くなると言えます。

一般的に知られている、いわゆる安全日は生理が始まる前です。
生理が始まる前だと卵子の寿命である4日間が過ぎて受精できない状態にあります。
受精ができないということは妊娠しないということですが、やはり性行為によって排卵が起こる可能性は否めません。
他のどの状態よりも妊娠の確率は低くなりますが、人によってはこの期間が非常に短いこともありますので狙って性行為を行うにはパートナーと事前に都合を合わせておかなければなりません。
結果的に生理中に妊娠する確率を数値にしてしまうことは個人差もありますので難しいものがありますが、決して0%ではないということは断言できるのではないでしょうか。

生理中の性行為で子宮内膜症になる?

避妊をすれば生理中でも性行為を行っても問題ないのかというと、決してそのようなことはありません。
そもそも子宮は非常にデリケートな部位ですので異変が起こっているときに刺激を与えること自体良くありませんし、快楽のために生理中に性行為を行うのはリスクが高すぎて行うべきではないと言えます。
リスクというのは例えば内膜が剥がれている状態では傷つきやすく、性行為の摩擦によって出血する可能性があります。
また、傷口から感染症を引き起こすこともありますので生理中の性行為がどれだけ危険かは言うまでもありません。

同様に、性行為によって本来外へと排出されるはずの血液が中の方へと押し込まれると子宮内膜症になる危険があります。
子宮内膜症とは排出されようとする内膜が経血の逆流・停滞によって、子宮内にしか存在しないはずの内膜などの体組織が他の部位にできてしまう症状で、不妊の原因にもなる恐ろしいものです。
一時の快楽のために感染症や子宮内膜症のような一生の傷を負ってしまう危険性があるとしたら、生理中の性行為はできるだけ行ってはいけません。
性欲が抑えられないような場合には子宮内を刺激せずオーガズムを得られるような工夫をすると良いでしょう。